世界的サイバー犯罪日本上陸!注意してください。
昨今、セキュリティーも2段階認証になり安心して決済をされている方も多いと思いますが、弊店でも「スマホを乗っ取られたのでデーターを救出したい」とご相談に来られたお客様もあり決して他人事ではありません。
海外では多大な被害が出ていて日本へは昨年秋辺りから被害が出始めているようです。
この手口は「SIMスワップ」と呼ばれ、偽造された身分証明書で再発行の手続をしてしまいSIMを乗っ取ります。電話が繋がらないと気づいた時には預金口座から現金を海外へ送金されてしまい追跡は出来なくなってしまいます。
日本では、独自のiosを開発しているiphoneの使用が多いのでアンドロイドのスマホよりはハッキングし難いと思われますが、日本に上陸してきたという事は・・・。
PCやスマホで簡単に決済出来るのは本当に便利がいいのですが、防ぎ様のない犯罪も増えて来ています。先日の世界経済フォーラムのダボス会議でもここ2年に壊滅的なサイバー攻撃が発生すると予見しています。銀行も見慣れない大金の移動は本人に確認しますが、銀行からの電話が乗っ取られたスマホに連絡しても防ぐことは出来ません。
自己防衛を真剣に考えて行かないと気が付いたら預金口座が〇〇になったという事になりかねず、殆どが海外送金を幾つか経由させているようなので追跡することも困難なようです。ネットに個人情報を登録した時点でいかにセキュリティーが確りしていても個人情報の流出は避けられず、私もスマホやPCのメールに怪しげなメールは毎日届きます!勿論一切開けないようにしていますが「つい、うっかり」な事もあり心配です。まずは、使用していないのにバッテリーの使用状況の%が高いなど不審なアプリがないかチェックや削除する。データのバックアップを定期的に行うなどスマホやPCの使用環境を意識して使用してください。
サイバー攻撃にはデータ流出ありきで対処していかなければなりません。同じ銀行でもメインの口座と支払い専用口座を新たに開設するなど別の口座を設けメインの口座情報はネットに曝さないようにして支払口座も必要な残高しか入れないようにするなど自己防衛を考えてください。
この手口は、事前にネットバンキングをされている人の口座残高を調べ、偽造身分証明書で本人に成りすまして住所から離れた店舗でSIMカード紛失としてSIMカードを再発行させるかなり悪質な手口となります。再発行されれば、名義の電話番号やショートメールなどが自由に使われてしまいます。「オレオレ詐欺」は関係ないと思っていた中高年や若い人の口座もそこそこの残高が入っていればマークされることになります。
何とも厳しい世の中になって来ていますが極力被害にあわないようにもし被害にあっても最小限で留められるように自己防衛をしましょう。