「SIM」は各携帯端末に入っている小さいチップのようなものをSIMと言います。通常、各キャリア(ドコモ・au・ソフトバンクなど)で契約し端末を購入されると思いますが、ご契約のキャリアの通信回線しか使用できないようにロックが欠けられています。SIMロック解除はただ「キャリアのロックを解除」すると言事です。
通信回線の解約ではなくそのままキャリア契約を継続して利用できます。端末代の2年縛りやキャリア独自のサービスもそのまま継続します。
簡単に言うと他社に簡単に乗り換えできないような仕組みでロックを掛けていると考えれば分かりやすいかもしれません。
格安SIMや他社へ乗り換えを今すぐに考えていない方も、ロック解除していると海外に行かれたりするときは現地のSIMを利用して通信費を抑えるなど利用できます。
日本では、キャリアのSIMロックが当たり前になっていますが、実は、海外ではロックフリー(アンロック)の端末の方が多いのです。
今のところロック解除は、6S(SE含む)以降の機種で、ご本人しかロック解除できないようになっているキャリアが多く、契約期間内であれば簡単にロック解除できます。店頭ですると3,000円(税別)の手数料が掛かりますがWEBでご自身でされれば0円で解除できます。アップルなどで直接購入されている場合は、SIMフリーになっていますのでロック解除は必要ありません。
最近、キャリアでの下取りがなく数台のiPhoneをお持ちの方も多いかと思います。手元にあるiPhoneを売却することもできます。SIMロック解除済みのiPhoneであれば通常の買取より高く売ることができます。もちろんデータもリセットしてから売ってくださいね!
SIMロック解除できるiPhoneは、
2015年5月SIMフリーが義務付けられ各キャリアも対応していますが、iphoneの製品は、今のところそれ以降に販売されたiPhone6S以降の上位機種(SE含む)となっております。国の方でも中古スマホの流通を促進していますのでいずれ中古でもSIMロック解除ができると思います。
この2月20日からドコモが中古端末のSIMロック解除の条件変更を発表していますので、他社でも順次中古端末のSIMロック解除が加速されると思います。詳しくはご契約のキャリアショップかWEBで確認してください。
これにより、iPhone6S以前の機種でも契約を他社に変えることが可能となるかもしれません。益々、中古のiPhoneが活用されることになります。
SIMロック解除の前に、
基本的には、SIMロック解除でiphoneのデータには影響はありませんが、念のため最終データのバックアップをとりましょう。
WEBで手続きする場合、
「IMEI」の番号が必要になりますので、先に控えて置きましょう。
ロック解除するiPhoneで、「設定」→「一般」→「情報」の頁に記載があります。
SIMロック解除の方法は、
キャリアにより違いますが、今のところ購入されたご本人が解除できます。機種変更前に手続きしましょう。先でも記載しましたが、中古の端末でもSIMロック解除受付が可能になったら本人以外の人でもWEBから無料でロック解除できるようになります。
購入した中古端末のロック解除は、適切な購入方法でない場合(盗難品など)ロック解除できない場合もありますので、中古のiPhoneを購入される場合は、確りした業者から購入するようにしましょう。
ロック解除は3つの方法があります。
①店頭 ②電話 ③WEB
料金は①店頭②電話は3,000円(税別)③WEBは無料となります。
各キャリアさんにより、若干違う場合もありますので、確認をしてから進めて下さい。
・各キャリアの「SIMロック解除」頁
各キャリア頁で条件など十分に確認して進めてください。
ソフトバンク https://www.softbank.jp/mobile/support/usim/unlock_procedure/
ドコモ https://www.nttdocomo.co.jp/support/procedure/simcard/unlock_dcm/
au https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/
特記事項
ここでは、iPhoneのSIMロック解除についてわかる範囲でご説明しておりますが、
ロック解除しても他のキャリアや格安SIMで使用できない場合があります。回線の違いや周波数により使用できない場合も出てきます。他社に乗換(MNP)を予定されている方は、事前に十分確認してから契約してください。基本的に同じキャリアでの契約変更や同じ回線を使用する格安SIMで契約するようにしましょう。
当店も格安SIMの販売代理店をしています。詳しい内容は、後日情報をアップいたします。