5シリーズのバッテリー不具合で意外と多いのが、
Dockコネクター/Lightningコネクターと言われる部品です。
非正規品の充電器やコードを使用されている方も可能性大です。

バッテリーの不具合の原因は、大きく4つ考えられます。

1)バッテリー自体の劣化による不具合
2)充電をするコネクター部分の不具合
3)充電器や充電コードの不具合
4)基板の損傷

5SLightningコネクター01

5s、ライトニングコネクター02


「2)のコネクター部分の不具合」
について説明します。

このコネクター部分は、いくつもの機能が一体化されています。(写真は5S)
上の写真、緑の四角左側から、イヤフォン・マイク・充電・ラウンドスピーカーになります。ラウンドスピーカーは、ライトニングコネクターの部品ではありませんが、一緒に説明します。

2枚目の写真赤丸右の充電コネクターですが、手動で抜き差ししますので、その時にゴミや埃が入ったり、純正以外の充電器やコードを使用していたりするとどうしても劣化が早くなります。

もちろん、充電不具合はバッテリー自体の劣化が一番多いのですが、そんなに頻繁にアプリなどを使用していない方や純正品以外を使用して充電されている方はこのコネクターが原因かと考えられてもいいかもしれません。

5シリーズのiphone5、5S、5C、SEなどは、特に3年以上経つとこのコネクターの原因で「100%に充電してもすぐに落ちてしまう。」「充電できない。」「100%充電できない」などの症状が多いように思います。

事前に検証する方法は、以前にも書きましたが、バッテリー診断の無料アプリを入れてバッテリー自体が不良なのかどうか確認してみてください。お薦めは、「バッテリーライフ」です。このアプリはバッテリー自体の劣化を教えてくれます。もし診断が「普通」であれば、コネクターの交換を試して下さい。

弊店では、お客様のご要望により、バッテリーもコネクターも仮付にて動作確認をさせて頂きます。それで、症状が改善されれば交換させて頂くようにしています。

「バッテリーの不具合=バッテリー交換?!?」

 

と思われている方も多いと思いますが、バッテリーを交換しても症状が改善されない場合は、あきらめずにコネクターも試してください。使い慣れたアイフォンを少しでも長くご使用ください。コネクター交換をされた方は、かなり調子よくなったと言われて好評を得ています。
【写真の説明(左から)】

・イヤフォンジャック:音が聞こえにくくなったり、雑音が入ったりします。
ここも埃が溜まりやすい場所になります。ネット上で綿棒に除光液やアルコールなどの揮発性の液をつけてゴミをふき取るといいとありましたが??PCなどに使うエアーダスターをご使用される事を進めます。

・マイク:通話時に自分の声を拾うマイクです。ここが故障すると自分の声が相手に届かなくなります。

・充電ジャック:充電時に充電コードを差し込みます。最近携帯用の充電器など純正製品以外の可愛い充電コードなどを使用されている方が多いと思いますが、逆に不具合の原因にもなりやすいです。非正規品を使用されている場合は、時々は正規品を使用するようにしましょう。

・ラウンドスピーカー:これは、別の部品になりますが、この部品が故障すると音楽や着信音などが聞こえなくなったりします。

・その他の機能:ホームボタンの受機能や5Sは指紋認証など