iphoneの日頃のお手入れの仕方を紹介します!
①スピーカーやマイク周辺のお手入れ
ケースなどを装着していると分かりづらいですが、スピーカー部分は少し中に凹んでおり埃などが溜まりやすくなっています。スピーカー近くに集音マイクも設置されている場合が多いので、1-2年に一度お掃除をお薦めします。お仕事の環境が埃っぽいケースや、ポケット・カバンにいつも入れていると意外とホコリやゴミなどが詰まったりしています。調理関係や塗装スプレーを使用される環境などの方は特に早めのお掃除がお薦めです。
多少のホコリでは問題ないのですが、湿気のあるホコリなどが頑固に溜まると「スピーカーの音が小さくて良く聞こえない」「通話時に自分の声が相手に聞こえにくい、又は、聞こえない」などの状況になってしまうケースもたまにありますので、定期的に確認してお掃除をしましょう。
iphoneの殆どの機種の「スピーカー・集音マイク」のお掃除箇所は、Aの画像のように3か所です。上にあるスピーカーと充電口の両脇にあるスピーカーです。掃除道具は意外とどこにでもある歯ブラシを推奨します。いつもお客様のiphone修理時にしております。歯ブラシでホコリをかき出すようにブラッシングします。意外とキレイになります。後は液晶用のウェットティッシュなどで吹き上げ、乾いたタオルでお掃除を仕上げてください。
★スピーカーの深さは1mm前後で、中のスピーカーなどはワイヤーネットで保護されていますので、安心してお掃除してください。但し、ポイントは、奥に詰めずに「軽く少しづつ外にかき出すようにブラッシング」する事です。マナーモードや他のボタン類にも少しの隙間がありホコリがついている事もあります。ボタン類の接触が悪くなったりするケースもありますのでついでに確認をして必要でしたらかき出すようにブラッシングしましょう。
頑固な汚れは、爪楊枝などでかき出すのもありかもしれませんがワイヤーの奥には入り込まない様に注意しましょう。特に難しい内容ではありませんが、想定外の何が起こるかは分かりませんのであくまで自己責任で進めてください。
②充電口の中の状態確認とお手入れ(失敗しない自信のある人だけお手入れの挑戦をしてください。自己責任でお願いします。)
充電口のお掃除の仕方を紹介します。ライトニングの充電口はとても狭く片方にケーブルとの接触部分があり、左右にライトニングケーブルを支える突起物があります。まずは、iphoneの電源を落として準備してください。必ず、中が見える状態で先の細いピンセット等でお掃除される事をお薦めします。手探りで掃除してしまうとこの接触部分を傷つけ損傷してしまう可能性があり部品交換するしかない状態になります。くれぐれもこの接触部分を触らないように気を付けてください。

充電口埃が詰まっています
画面側を上に見た時に充電口の入口の下方向(背面側)の奥に接触部分があります。

充電口下側の奥にケーブル接触部分があり底の方にホコリが詰まっています。
中は筒状態になっていますので中のホコリやゴミは外に引っ張り出すしかありません。

接触部分に触れないように細いピンセットでホコリを寄せます。
さて、少しづつ接触部分に触れないように気を付けてゴミを引っ張り出してください。

集めた埃をピンセットでつまみ外に出します

埃が半分だけ取れました。後の半分はiphoneを上下反転して掃除します