最近リンゴマークから立ち上がらない故障が増えて来ています。
リンゴマークループのトラブルは、いろんな原因があります。当店など一般的な部品交換で修理可能な場合とシステム的なトラブルがあります。

部品的な要素もありますが、最近のトラブルは、アップデート後に起こるなどシステム的なトラブルのケースが増えて来ているように思います。
部品的要素で考えられるのは、バッテリー/フロントパネル/カメラ/FACE ID/ホームボタンなどです。
これらの部品はシステムと連動していますので、部品に損傷があるとリンゴループになり画面が立ち上がらないケースです。
部品の要素以外では、基板のチップの損傷などが考えられます。
当店では、部品的なトラブルの検証はできますがシステム的なトラブルは基板修理となりますので専門店での検証となり3~5日の日数を頂いております。

また、基板修理をご希望されるお客様の多くはiphoneのデータが欲しい方が多いですが、データを温存した修理方法では基板修理でも治らないケースも増えておりその場合は初期化すれば本体自体は復活する時もあります。
システム的なトラブルは、起動不良であれば成功確率は高いのですが、CPUやフラッシュメモリの損傷のケースが増えて来ており、初期化や修理不可の場合も多くなっています。

原因は様々ですが、iphoneのストレージ容量不足で使用されたり、古い機種でアップデートをされたりすると起こる可能性が高いようです。アップデート中の事故も多いようです。アップデートする前にiphoneの使用状況を確認してからされることをお勧めします。
icloudなどにデータを保存してiphone本体のストレージ容量は、70%(空き容量30%以上)前後ですと快適にご使用いただけると思います。

また、icloudバックアップ無料枠が一杯になっても、容量追加(5→50GB=月130円)もかなり少額で行えますので、普段パソコンを利用されていない方は追加されておくと便利かと思います。
以前にもお伝えしていますが、ここ最近でシステムなどが年々変わっています。古い機種では負荷がかかるようです。3年以上前に発売されている機種はアップデート内容を確かめてから行うようにしてください。古い機種は特に必要がなければアップデートしない事をお薦めします。